フィットネス・スラローム系
インラインスケート

inlineIndex


独習インライン
トリックスラローム
Brake Fast
hip-hop Skating
LongRun
π論黙示録
いんらいん考古学
Links
葛西臨海公園

紙ジャケを作ろう

発展編/パイロンで滑る/ワンフット

ワンフットはかなり個人差の出るスキルです。 アウトエッジを使って切り返しで漕いでいくのが基本ですが、人によってはインエッジで足首だけで進める人もいます。 フリーレッグ(接地してないほうの足)が前の人・後ろの人、足をふって切り返す人・ふらない人などさまざまなスタイルがあります。 一応基本で解説しますが、他にもいろいろな可能性があることは覚えておいてください。

●基本練習
ワンフット
ワンフット自体は難しい技術ではありません。アイススケートではあたりまえの技術です。
インラインを知らない人には難しく見えるのですが、実際には特に練習しなくても、半年くらい長距離を滑っていれば自然と身についている程度のものです。
ただ、それほど時間のない人に、なるべく簡単に身につけるための練習方として・・・。
簡単に言えば「スラローム」を練習することです。
ただし今回はワンフットを意識し、「利き足」を主にして、もう一方は添えている程度で練習します。ワンフットの時使う「利き足」のエッジを、意識的に切り替えて練習します。 「イン」→「センター」→「アウト」→「センター」をくりかえし、「インエッジ」のとき蹴る感覚を覚えてください。
ここまでをパイロンで十分練習してください。


●片足重心の確認
重心
ここで一度片足重心の確認をしておきましょう。
スラロームとクロスが出来ていれば、エッジは理解できているものとして話を進めてきましたが、まだできていないという人も居ると思います。 すでに出来ているという人は飛ばしてください。
まず両足を肩幅程度に軽く開いて立ちます。そしてそのまま「休め」の姿勢をとってみましょう。ふらついたりせずに、そのまま自然に立っていられるかどうか確認してみてください。 このとき、体重をのせたほうの足が意識せずにアウトエッジになっていればエッジは身についているということです。 アウトエッジにするためには「基本姿勢の前屈」の時と同様に「靴の横に体重をあずける」ことです。 メーカー製の靴なら、力を抜いて体重をかけると、ちょうどよい位置で安定します。


●さらに練習
「スラローム」でエッジの再確認と練習をしたら、パイロンを使わずに「利き足」を主にして、もう一方は軽く浮かせて練習します。 このとき「フリーレッグ」を前に出すか後ろに出すかの問題がありますが、基本的にはどちらでも良いと思っています。 また、「フリーレッグ」を振る人、降らない人など個人差が出てきます。とにかく「まずは片足で推力を得ること」を主眼においてください。

あるていど片足で推力を得るコツがつかめたらパイロンで練習します。 「フリーレッグ」の上げが足りなかったり、エッジの切り返しの幅が狭かったり、間隔が不規則だったりするのを、パイロンを使って安定した滑りを身につけましょう。 あとは繰り返しあるのみです。

わたし自身は「フリーレッグ」を前にだし、降らずに「利き足」のヒザの屈伸と腰のひねりで推力を得るタイプで滑っています。