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基礎編/立つ/履(は)き方

履くってのは誰でも出来る事だと思われるでしょうが、初めて履いた時は、どのくらいしめつけていいのかわからないものです。 また、正しく履いていないと上達が遅れます。はじめたばかりだと加減が解らずに苦労する人も居ます。
靴の種類によってバックルタイプとシューレース(紐)タイプがありますが、基本はどちらも同じです。


●手順
  1. 足首上部を軽く止める。(まだ仮止め)

  2. 次に足の甲が自然にしまる感じになるようバックルまたはヒモを止めていく。

  3. 足首の下を甲よりややキツめに締める。バックルの場合、一度痛くなるくらいまで締めてみて、油性ペンで印をつけ、1つゆるめるという手もあります。

  4. もう一度、足首上部を少し締める。これも一度痛くなるくらいまで締めてみて、1段階ゆるめるとベストです。


しめる順

※この手順は足にフィットしている靴というのが前提ですから、どこか傷む部分や、常に痛い箇所がある場合は別な措置が必要です。
ポイントとしては「足首をしっかりしめる」という事。靴の中で足の裏が動かない程度に締まっていればOKです。 靴にもよりますが、靴と足の間に自分の指が2本以上、簡単に入るようならたぶんゆるすぎです。 ただし、締めすぎると足の血行が悪くなりますので、何事もほどほどに。

足首

●足首がゆるいと

蹴りだして片足が宙に浮いた時に(アイスではフリーレッグといいます)「土ふまず」が靴から離れます。 この時無意識に足の指を曲げてしまうため、足の裏全体の筋肉に力が入り足の裏が痛くなります。 また、足全体の疲労も多くなり、疲れやすくなります。さらに、ゆるんだ部分がすねを押さえるかっこうになるので正しい姿勢をさまたげて転びやすくなります。
よく子供がぎこちなく滑って(歩いて)いますが、足首を締めていない事がほとんどですので、あなたがもし保護者なら締め具合を確認してあげてください。


別な措置
一番簡単な方法は傷む部分に、市販されている靴ずれ防止用のパッドを貼っておくことです。
これは痛んでからでは遅いので、最初の時にはあまり有効ではありませんが、いつも擦れて痛む部分になら、事前に貼っておきましょう。


さらに別な措置
くるぶしなどの骨部分にあたりやすい場合には、靴自体を変形させる方法もあります。 個人で行うのはほとんど不可能ですがスキーを扱っている大きなショップなどで買った場合なら、 調節してもらえる場合もありますので、店員に相談してみましょう。