基礎編/立つ/安定した姿勢
ここでもう少し安定した姿勢を考えてみましょう。
安定した姿勢をとるためのアドバイスとしては、ヒザを曲げ、腰を下に落とすというのが基本ですが、 一番大切なポイントとしては「靴の上部に体重を預ける」という事が言えます。
●基本姿勢
■腰を落とし
■ヒザを曲げ
■靴の上部に体重を預ける。
この3つは1度の動作で行います。
その時、注意する点は、背筋を真っ直ぐにして顔は正面で(下に向けない)これで重心が低くなり、安定した姿勢を維持できます。
●ポイント
最初のうちは足元が不安で、つい下を見つめてしまいます。視線が下を見るだけならともかく頭全体が下を見ていると、つりあいを取ろうと腰が引け、不安定な姿勢になります。 すぐ転んでしまいそうになる人は緊張で足や腰が伸ていないかを常に自分でチェックしてみましょう。
●さらに独習
いまあなたが部屋に居て、インラインをはいていない状態なら、壁に背を向け、かかと・あたま(後頭部) ・背中(肩甲骨)・お尻が接するようにまっすぐ立ってみてください。そのまま、接した部分全部が壁からあまり離れないようにヒザを曲げてみてください。 足首が深く曲っていると思います。インラインを履いた状態でもその曲り方をするのが、安定した姿勢なのです。