基礎編/滑る/Vウォーク
やっと前へ進む時がやってきました。ってそんなに大げさな話じゃありませんが。 最初のうちはつま先を開いた「Vポジション」から、歩き出しましょう。 このように歩くことを「Vウォーク」と呼んでいます。
まずは芝生か柔らかい土の地面で、慣れてきたらアスファルトの上で歩きます。 この時には滑りださない事。「滑る・滑らない」のコントロールを身につけるためのものですから。
滑らないように自在に歩くには、前に出した足も、後ろに残った足もアウトエッジのままをキープする事です。
まず、安定した姿勢で立ち、ヒザを軽く曲げ、腰を少し落とした感じにして、踏み出します。
前に出した足に重心を移動し、後ろの足から完全に重心が移ったら前の足だけで体重をささえ、後ろの足を前に運ぶ。これの繰り返しで進んでいきます。
この時両手は前に自然に出すのがセオリーです。これは、バランスを取り、とっさの場合にそなえるという意味があります。
実際には最初からアウトエッジを上手に使えるひとはまれですから、(そんな人はこれを読む必要はないし)まずは靴のどこに重心があるかを意識する事を主眼におきましょう。
●ポイント
つま先が平行だと、ウイルが回転してしまい、歩けません。同時に重心がぐらつかないようにキープしななければなりません。
最初は不格好でも大げさに、ガニ股で歩いてみてください。