準備編/プロテクター/種類
プロテクターとは
【正】SK8erの身体をケガから守るためのもの。
【裏】SK8erのヒザげり、ヒジうち、頭つき、などから路面を守るためのもの。
アイス経験者なら転んで危険をさけるのは身に着いてると思いますが、インラインの場合は、転倒=ケガ(擦過傷・打撲・骨折)につながります。
そこで重要になるのが各種のプロテクトギアです。とりあえず靴だけ買って滑り始める人も多いのですが、プロテクターなしでは存分に練習できません。
●基本3点セット
また、ヒジは確率は低いのですが、ぶつけた場合のダメージは大きいので、基本的には、装備すると考えて下さい。
●ヘルメット・
ヒップパッド
次にヘルメットがあります。頭部は特に重要な器官ですし、初心者の時期には後ろに転ぶ場合が多いのであったほうがいいでしょう。 さらにアグレッシブな滑りをするようになったらば、必要なアイテムです。
また、スノボーなどでもおなじみのヒップパッドもありますが、後転しないのがインラインの基本ですから特にお薦めするものではありません。 ただウインタースポーツなどで後ろに転ぶクセがついてしまった人には必要かもしれません。インライン専用もありますが、スノボ用でも代用できます。 無論わざわざ買うくらいなら後転しないクセをつける事が先決です。
●プロテクター選び
プロテクターは靴とちがってそれほど選択の余地はありません。各メーカーごとに1~2種類「フィットネス用」「ストリート用」「ホッケー用」くらいの差です。 まず最初の靴という前提ですから、ここは「フィットネス用」を靴と一緒に買いましょう。メリットとしては、一緒に買うとトータルで多少値引きしてくれるお店が多いからです。 また同時に正しい着け方のアドバイスもしてもらえます。
●サイズ
プロテクターこそ、自分のサイズに合わなければ役にたちません。 小さすぎるのがNGなのは当然として大きすぎると肝心な時に(転倒したとき)ズレてケガをしてしまいます。普通「S」「M」「L」等と表示されていますが、 メーカーによって日本人向けなのか、欧米人むけの表示なのかが違います。買う前には必ず着けてみて決めましょう。
プロテクターには足や腕を通して装着するタイプと上からベルトだけで止めるタイプがあります。通して付けるもののほうがズレにくいので安全性は高まりますが、 夏場などは暑いので、季節も考慮したほうがいいかもしれません。
プロテクターは以前より、最初から装備している人も増えてきましたが、最初のうち着けずにいて、何かケガをしてから着けだすという人もあいかわらず多いようです。 まあそれが大人であるかぎり、「着けずに滑るな」とまでは言いません。ケガをするのは本人の責任ですから。
「ケガは自分もち」
ノンプロテクタによるケガの例
1はわたしの手首。
間接が二つになりました。
2は仲間の例。
ヒジに不思議な物が・・・
1はわたしの手首。
間接が二つになりました。
2は仲間の例。
ヒジに不思議な物が・・・