準備編/その他の知識/持ち運び
通常、滑る場所までの移動には、何らかの手段で靴やプロテクター、着替えなどを持ち運ぶ必要があります。
●バックパック
▲K2 製(98年型)
電車・バスでの移動にも、長距離を滑る場合の、通常の靴・小物などを入れておくにも便利で、何より両手が自由というメリットがあります。
ショップによっては最初に手さげ型のバッグをサービスしてくれることもありますが、本気で続けるなら、やはり 背負い型を買うべきでしょう。 肩掛けだと滑って移動するときに左右のバランスが崩れるので、オススメできません。バック型はSK8メーカーのものが多数出ていますが、一番評判が良かったのがK2 のものです。靴をタテに並べるためコンパクトになる点など、よく考えられていました。
▲GTのバック
わたし自身は、アウトドア系(GT HAWKINS)のリュックを愛用しています。3年以上使っていますが、いまだに壊れる様子もなく、容量的にも十分です。
また、状況にもよりますがバックパックの他に首かけ式のセカンドバッグかウエストポーチなども、電車移動などの時、財布や小物を入れておくのに役立ちます。
●小物入れ
以前レジーレッグスという会社から、足首の前に付けるインライン用の小物入れが発売されていました。 愛用していたのですが、1年ほどでベルトが切れてしまい、同製品が入手困難だったため、現在はスキー用の(本来は腕につける)小物入れを使っています。
マジックテープと簡易クリップで固定するタイプで、財布とタバコ・ライターが入る程度ですが、ポケットに入れると意外とかさばる小物も、 靴の前に止めておけば邪魔になりませんし、転んでぶつけるようなこともありません。 今のところまねする人は誰もいないのですが、こんな方法もあるということで紹介しておきます。
●手持ち
牛の鼻輪運び
鉄の輪に靴のベルトとプロテクタで
まとめている。セッティングに時間が
かかるのが難点。
鉄の輪に靴のベルトとプロテクタで
まとめている。セッティングに時間が
かかるのが難点。
手持ちの方法としては左右をベルトでまとめて片手に持つ方法と、ベルトの両端に左右の靴を着け、肩や首にかける方法などがあります。人の数だけ工夫があるとも言えます。
犬の散歩運び
左右をプロテクターやベルトでまとめ、後ろに長いベルトを着けて引きずって歩く。
しかしうまく引きずるのは難しい。
HYPNO
最近、各メーカーの新モデルにトランスポート系が増えています。
歩く・滑る・持ち運ぶと、非常に便利な感じがしますが、それぞれ一長一短があって、オールマイティを期待するのはまだムリなようです。 持ち運びの便利さをメインに選ぶと期待外れになるかもしれませんのでご注意を。